マニー・マチャドの2試合連続本塁打などでドミニカ共和国がイスラエルを下しプエルトリコとの大一番へ
2023年3月15日
試合レポート
3月14日(日本時間3月15日)、『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』のプールDの4日目が行われ、2大会ぶりの優勝を目指すドミニカ共和国が10対0の7回コールドでイスラエルを下し、2連勝を飾った。
前日のニカラグア戦に勝利し、このまま流れに乗りたいドミニカ共和国は初回、安打と四球で2死一、三塁のチャンスを作ると、エロイ・ヒメネスがレフトへのタイムリーを放ち、幸先よく先制する。
前日のプエルトリコ戦でWBC史上初の完全試合を喫し、悪い流れを断ち切りたいイスラエルは3回、先頭のスペンサー・ホーウィッツがセンターへの安打を放つ。その後、相手の暴投で2死二塁とチャンスを作るも得点とはならず。反対にドミニカ共和国がその裏マニー・マチャドの2試合連続本塁打やケーテル・マルテのタイムリーで2点を加え、3回までに3点のリードを奪った。
その後は両者ともに投手陣が抑えて無得点で進んだが、6回に試合は再び動いた。
ドミニカ共和国がフリオ・ロドリゲスとマチャドの連続2点タイムリーでこの回4点を追加しリードを7点に広げた。
そして7回もドミニカ共和国打線の勢いは止まらず。ロビンソン・カノやヘアン・セグラのタイムリーで3得点。10点差がつきコールドゲームが成立した。
ドミニカ共和国は一次ラウンド突破に向けて前進。イスラエルはドミニカ共和国投手陣の前に打棒が振るわず、3回のホーウィッツが放った1安打のみに抑えられ無四球完封負けとなった。
次戦はイスラエルが16日1時からベネズエラと対戦。ドミニカ共和国は16日8時からプエルトリコと「勝った方が準々決勝進出」という大一番に臨む。(試合開始時刻はすべて日本時間)