WORLD BASEBALL CLASSIC 2023

【2023 World Baseball Classicに向けて】ドミニカ共和国が完全勝利で初優勝!日本ベスト4

2022年12月25日 コラム

 2023年3月に開幕する第5回ワールド・ベースボール・クラシックに、エンゼルスの大谷翔平が参加意思を表明。日本代表の連覇で始まったこの大会、2013年の第3回大会では日本人MLB選手の参加はなく、連覇も途切れた。世界一奪還に向けて、徐々に盛り上がっているいま、屈辱の2013年大会を振り返る。

 11月17日、大会参加が期待されていたエンゼルスの大谷翔平が、自身のインスタグラムで参加意思を報告。世界一奪還に向けて大きなピースが加わった。

 ダルビッシュ有、岩隈久志、青木宣親、川﨑宗則、イチロー、黒田博樹らが参加を辞退し、オールNPBで迎えた2013年大会。ベスト4に終わったが、前田健太は好投し、オール・ワールド・ベースボール・クラシック・チームに選出された。

 前回ベスト4のアメリカは、サイ・ヤング賞を獲得したR・A・ディッキーをはじめ、セーブ王のクレイグ・キンブレル、本塁打王のライアン・ブラウンなどを招集するもベスト8で敗退。

 決勝に進んだのはドミニカ共和国とプエルトリコ。多くのメジャーリーガーを輩出するカリブの野球大国が勝ち上がった。

 今季で引退したカージナルスのヤディアー・モリーナが扇の要を務めるプエルトリコは、準決勝で日本を破り決勝戦に進出。

 前回大会では1次ラウンドで敗退したドミニカ共和国は全勝で決勝戦に進出し、その勢いのまま3対0でプエルトリコに勝利。大会史上初の完全優勝で初の世界一に輝いた。MVPは当時ヤンキースのロビンソン・カノーが受賞した。